戸塚宿を行く(歴史探訪)

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戸塚パルソ通信@メール 第162号

戸塚宿を行く(歴史探訪)

vol080

ツツジと競演南谷戸のおおわらじ

横浜市地域有形民俗文化財
南谷戸のおおわらじ

■〒244-0815 横浜市戸塚区下倉田町675−1

ツツジ越しに見るおおわらじの威容

■内職から始まった文化財

南谷戸のおおわらじが、初めてこの地に吊るされたのは、大正の初期だとされています。意外に新しいというイメージがあるのではないでしょうか。
元々は、農業に従事する傍ら、副業として藁細工が行われていました。土地の青年たちが、その奨励のために、南谷戸の象徴となる「おおわらじ」を制作したと言われています。
最初に吊るされた松の木は、昭和30年代に枯死してしまい、隣にあった白檀の木に架け替えられます。
現在は、鉄製の枠形に嵌め込まれています。

おおわらじは、全長3.5m、幅1.5m、重さは200kgになります。
内職・副業の奨励のために作られたおおわらじは、その大きさから、家内安全や五穀豊穣の祈りが捧げられるようになり、戦時中は武運長久が祈られ、戦後は交通安全が祈願されるなど、時代にあわせて意味づけが変化しながら継続されている、大変珍しい行事です。
そのため、平成5年には横浜市の地域有形民俗文化財に登録されました。
おおわらじは今でも地域の南谷戸和楽路(わらじ)会の手により、3年に一度、作り替えられ、守り伝えられています。

■南谷戸のおおわらじ