お店紹介
なかむら経師表装店はこんなお店です!
大正8年創業。戸塚で90年を越えて営業する経師なかむら。経師とは書画を掛軸・額・屏風・襖などに仕立てること。
元々は寺院でお経を巻物にして長く保存するための技術だったそうで、医師や技師などと同じ師の文字は、その技術が尊ばれた証拠。経師なかむらは、芸術的な匠の技を今に伝えています。
代表者の中村直さんに伺いました。
パルちゃん:「なかむら経師表装店」さんは、戸塚で創業して90年になるそうですね。
中村さん:はい。私で3代目です。ところがこの前、創業者である祖父の父、私のひいお祖父さんの名刺が偶然見つかりまして、「表直(ひょうなお)」という屋号で、長者町で経師表具屋をやっていたことがわかりました。
パルちゃん:すごいですね〜。また歴史が古くなった訳ですか。まさに家業、という感じですが、別の仕事につくことは考えたことはないのですか?
中村さん:なかったですね(笑)。高校生まで家の手伝いをしていましたし、大学に行っても家を手伝いながらの通学、卒業するとすぐ技能士の訓練校で表具と壁装の資格をとって、この仕事に入りました。
パルちゃん:一直線ですね。ところで経師というと、一般的にはふすまがなじみ深いと思うのですが、良いものの見分け方を教えていただけますか?
中村さん:最近出て来た、安いふすま張り替えは、上張の上に新しい上張をしてしまうものがほとんどです。それだと何回か繰り返すと、ふすまが板の様に重くなってしまいますし、ふすまが反り返る要因になったりして、立て付けが悪くなる元になります。良いものは下地をきちんと張り替えて汚れを取り、さらに袋張りを細かく入れて空気を含ませることで、軽く、それでいながらピンとしたふすまになります。下地の汚れは後々のトラブルの元なので、キチンと落としておくことが必要です。「なかむら」のふすまはお施主さんからのクレームがないからと、必ずウチを指名してくれる大工さんもいますよ。
パルちゃん:最近は和装がブームですが、影響はありますか?
中村さん:和装がブームというより、和洋折衷という感じでしょうか。ヨーロッパの有名ブランドのスカーフを額装する方や、古い着物を洋間にも合うつい立に仕上げる方など、自由な発想の方が増えて来たように思います。
パルちゃん:新しくなった戸塚にひと言お願いします。
中村さん:新しくなって、防災関係はしっかりしましたね。ウチは紙を扱うので、水害は深刻な問題でした。その心配が少なくなったのはうれしいです。けれど、新しくなったことで、人と人との関わりが希薄になったら淋しいです。その点は、いつまでも昔ながらの下町の戸塚を残して欲しいですね。
パルちゃん:ありがとうございました。
なかむら経師表装店さんおすすめの品!
「青龍会展」
「なかむら」のご主人中村直さんは、「朴堂」の名前を持つ書道家でもいらっしゃいます。
平成23年の10月13日〜16日にかけて、大船の鎌倉芸術館で、中村直さんも出品される「青龍会展」が開催されます。青龍会展は、中村さんの出身校、戸塚高校書道部OB展。
さらに、今回はご指導に当たられた平井悟龍先生の作品展を同時開催します。作品を表装する中村さんだけでなく、篆刻の作者、チラシなどの印刷関係など、OB会だけでイベントを運営できる、特技の持ち主ぞろいです。そんな所にも目を配りながら、鑑賞してみませんか?
書が、より味わい深くなるかも知れません。
| 【青龍会展】恩師平井悟龍先生思い出の作品展 | |
| 会場: | 鎌倉芸術館ギャラリー2および3 |
| 会期: | 平成23年10月13日(木)〜16(日) |
| 開場時間: | 10:00〜18:00 |
| 入場料 | 入場無料 |
| ※詳細は変更になる可能性があります。 | |
なかむら経師表装店 お店情報
- 住所:横浜市戸塚区戸塚町16-19
- Tel : 045-881-0817
- 営業日 : 9:00〜18:00
- 定休日:日曜










